万葉集4400番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集4400番について
歌番号
4400番
原文
伊<弊>於毛負等|伊乎祢受乎礼婆|多頭我奈久|安之<弊>毛美要受|波流乃可須美尓
訓読
家思ふと寐を寝ず居れば鶴が鳴く葦辺も見えず春の霞に
かな読み
いへおもふと|いをねずをれば|たづがなく|あしへもみえず|はるのかすみに
カタカナ読み
イヘオモフト|イヲネズヲレバ|タヅガナク|アシヘモミエズ|ハルノカスミニ
ローマ字読み|大文字
IHEOMOFUTO|IONEZUOREBA|TAZUGANAKU|ASHIHEMOMIEZU|HARUNOKASUMINI
ローマ字読み|小文字
iheomofuto|ionezuoreba|tazuganaku|ashihemomiezu|harunokasumini
左注|左註
右十九日兵部少輔大伴宿祢家持作之
事項|分類・ジャンル
天平勝宝7年2月19日年紀|動物|望郷|防人歌|同情|難波|大阪
校異
敝->弊【元】【紀】【細】
寛永版本
いへおもふと[寛],
いをねずをれば,[寛]いをねすをれは,
たづがなく,[寛]たつかなく,
あしへもみえず,[寛]あしへもみえす,
はるのかすみに[寛],
巻数
第20巻
作者
大伴家持