万葉集4399番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集4399番について
歌番号
4399番
原文
宇奈波良尓|霞多奈妣伎|多頭我祢乃|可奈之伎与比波|久尓<弊>之於毛保由
訓読
海原に霞たなびき鶴が音の悲しき宵は国辺し思ほゆ
かな読み
うなはらに|かすみたなびき|たづがねの|かなしきよひは|くにへしおもほゆ
カタカナ読み
ウナハラニ|カスミタナビキ|タヅガネノ|カナシキヨヒハ|クニヘシオモホユ
ローマ字読み|大文字
UNAHARANI|KASUMITANABIKI|TAZUGANENO|KANASHIKIYOHIHA|KUNIHESHIOMOHOYU
ローマ字読み|小文字
unaharani|kasumitanabiki|tazuganeno|kanashikiyohiha|kuniheshiomohoyu
左注|左註
右十九日兵部少輔大伴宿祢家持作之
事項|分類・ジャンル
天平勝宝7年2月19日年紀|防人歌|同情|望郷|動物|難波|大阪
校異
敝->弊【元】【類】【紀】
寛永版本
うなはらに[寛],
かすみたなびき,[寛]かすみたなひき,
たづがねの,[寛]たつかねの,
かなしきよひは[寛],
くにへしおもほゆ[寛],
巻数
第20巻
作者
大伴家持