万葉集4383番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集4383番について
歌番号
4383番
原文
都乃久尓乃|宇美能奈伎佐尓|布奈餘曽比|多志埿毛等伎尓|阿母我米母我母
訓読
津の国の海の渚に船装ひ立し出も時に母が目もがも
かな読み
つのくにの|うみのなぎさに|ふなよそひ|たしでもときに|あもがめもがも
カタカナ読み
ツノクニノ|ウミノナギサニ|フナヨソヒ|タシデモトキニ|アモガメモガモ
ローマ字読み|大文字
TSUNOKUNINO|UMINONAGISANI|FUNAYOSOHI|TASHIDEMOTOKINI|AMOGAMEMOGAMO
ローマ字読み|小文字
tsunokunino|uminonagisani|funayosohi|tashidemotokini|amogamemogamo
左注|左註
右一首塩屋郡上丁丈部足人|二月十四日下野國防人部領使正六位上田口朝臣大戸進歌數十八首|但拙劣歌者不取載之
事項|分類・ジャンル
天平勝宝7年2月14日年紀|防人歌|出発|恋情|望郷|栃木|田口大戸
校異
特に無し
寛永版本
つのくにの[寛],
うみのなぎさに,[寛]うみのなきさに,
ふなよそひ[寛],
たしでもときに,[寛]たしてもときに,
あもがめもがも,[寛]あもかめもかも,
巻数
第20巻
作者
丈部足人