万葉集4380番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集4380番について
歌番号
4380番
原文
奈尓波刀乎|己岐埿弖美例婆|可美佐夫流|伊古麻多可祢尓|久毛曽多奈妣久
訓読
難波津を漕ぎ出て見れば神さぶる生駒高嶺に雲ぞたなびく
かな読み
なにはとを|こぎでてみれば|かみさぶる|いこまたかねに|くもぞたなびく
カタカナ読み
ナニハトヲ|コギデテミレバ|カミサブル|イコマタカネニ|クモゾタナビク
ローマ字読み|大文字
NANIHATO|KOGIDETEMIREBA|KAMISABURU|IKOMATAKANENI|KUMOZOTANABIKU
ローマ字読み|小文字
nanihato|kogidetemireba|kamisaburu|ikomatakaneni|kumozotanabiku
左注|左註
右一首梁田郡上丁大田部三成||二月十四日下野國防人部領使正六位上田口朝臣大戸進歌數十八首|但拙劣歌者不取載之
事項|分類・ジャンル
天平勝宝7年2月14日年紀|防人歌|地名|難波|大阪|叙景|出発|栃木|田口大戸
校異
特に無し
寛永版本
なにはとを[寛],
こぎでてみれば,[寛]こきててみれは,
かみさぶる,[寛]かみさふる,
いこまたかねに[寛],
くもぞたなびく,[寛]くもそたなひく,
巻数
第20巻
作者
大田部三成