万葉集4378番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集4378番について
歌番号
4378番
原文
都久比夜波|須具波由氣等毛|阿母志々可|多麻乃須我多波|和須例西奈布母
訓読
月日やは過ぐは行けども母父が玉の姿は忘れせなふも
かな読み
つくひやは|すぐはゆけども|あもししが|たまのすがたは|わすれせなふも
カタカナ読み
ツクヒヤハ|スグハユケドモ|アモシシガ|タマノスガタハ|ワスレセナフモ
ローマ字読み|大文字
TSUKUHIYAHA|SUGUHAYUKEDOMO|AMOSHISHIGA|TAMANOSUGATAHA|WASURESENAFUMO
ローマ字読み|小文字
tsukuhiyaha|suguhayukedomo|amoshishiga|tamanosugataha|wasuresenafumo
左注|左註
右一首都賀郡上丁中臣部足國||二月十四日下野國防人部領使正六位上田口朝臣大戸進歌數十八首|但拙劣歌者不取載之
事項|分類・ジャンル
天平勝宝7年2月14日年紀|防人歌|恋情|望郷|栃木|田口大戸
校異
特に無し
寛永版本
つくひやは,[寛]つくひよは,
すぐはゆけども,[寛]すくはゆけとも,
あもししが,[寛]あもししか,
たまのすがたは,[寛]たまのすかたは,
わすれせなふも[寛],
巻数
第20巻
作者
中臣部足國