万葉集4375番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集4375番について
歌番号
4375番
原文
麻都能氣乃|奈美多流美礼波|伊波妣等乃|和例乎美於久流等|多々理之母己呂
訓読
松の木の並みたる見れば家人の我れを見送ると立たりしもころ
かな読み
まつのけの|なみたるみれば|いはびとの|われをみおくると|たたりしもころ
カタカナ読み
マツノケノ|ナミタルミレバ|イハビトノ|ワレヲミオクルト|タタリシモコロ
ローマ字読み|大文字
MATSUNOKENO|NAMITARUMIREBA|IHABITONO|WAREOMIOKURUTO|TATARISHIMOKORO
ローマ字読み|小文字
matsunokeno|namitarumireba|ihabitono|wareomiokuruto|tatarishimokoro
左注|左註
右一首火長物部真嶋||二月十四日下野國防人部領使正六位上田口朝臣大戸進歌數十八首|但拙劣歌者不取載之
事項|分類・ジャンル
天平勝宝7年2月14日年紀|防人歌|栃木|田口大戸|恋情|望郷
校異
波【紀】【細】【温】婆
寛永版本
まつのけの,[寛]まつのきの,
なみたるみれば,[寛]なみたるみれは,
いはびとの,[寛]いはひとの,
われをみおくると,[寛]われをみおくると,
たたりしもころ[寛],
巻数
第20巻
作者
物部真嶋