万葉集4346番の作者・分類|訓読・読み|意味・訳|原文

万葉集4346番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。

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万葉集4346番について

歌番号

4346番

原文

知々波々我|可之良加伎奈弖|佐久安<例弖>|伊比之氣等<婆>是|和須礼加祢<豆>流

訓読

父母が頭掻き撫で幸くあれて言ひし言葉ぜ忘れかねつる

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かな読み

ちちははが|かしらかきなで|さくあれて|いひしけとはぜ|わすれかねつる

カタカナ読み

チチハハガ|カシラカキナデ|サクアレテ|イヒシケトハゼ|ワスレカネツル

ローマ字読み|大文字

CHICHIHAHAGA|KASHIRAKAKINADE|SAKUARETE|IHISHIKETOHAZE|WASUREKANETSURU

ローマ字読み|小文字

chichihahaga|kashirakakinade|sakuarete|ihishiketohaze|wasurekanetsuru

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左注|左註

右一首丈部稲麻呂|二月七日駿河國防人部領使守従五位下布勢朝臣人主實進九日歌數廿首|但拙劣歌者不取載之

事項|分類・ジャンル

天平勝宝7年2月9日年紀|防人歌|望郷|恋情|静岡|布勢人主

校異

礼天->例弖【元】|波->婆【元】【紀】【細】|津->豆【元】

寛永版本

ちちははが,[寛]ちちははか,
かしらかきなで,[寛]かしらかきなて,
さくあれて[寛],
いひしけとはぜ,[寛]いひしことはそ,
わすれかねつる[寛],

巻数

第20巻

作者

丈部稲麻呂