万葉集4306番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集4306番について
歌番号
4306番
原文
波都秋風|須受之伎由布弊|等香武等曽|比毛波牟須妣之|伊母尓安波牟多米
訓読
初秋風涼しき夕解かむとぞ紐は結びし妹に逢はむため
かな読み
はつあきかぜ|すずしきゆふへ|とかむとぞ|ひもはむすびし|いもにあはむため
カタカナ読み
ハツアキカゼ|スズシキユフヘ|トカムトゾ|ヒモハムスビシ|イモニアハムタメ
ローマ字読み|大文字
HATSUAKIKAZE|SUZUSHIKIYUFUHE|TOKAMUTOZO|HIMOHAMUSUBISHI|IMONIAHAMUTAME
ローマ字読み|小文字
hatsuakikaze|suzushikiyufuhe|tokamutozo|himohamusubishi|imoniahamutame
左注|左註
右大伴宿祢家持獨仰天海作之
事項|分類・ジャンル
天平勝宝6年7月7日年紀|七夕|独詠
校異
歌【西】謌
寛永版本
はつあきかぜ,[寛]はつあきかせ,
すずしきゆふへ,[寛]すすしきゆうへ,
とかむとぞ,[寛]とかむとそ,
ひもはむすびし,[寛]ひもはむすひし,
いもにあはむため[寛],
巻数
第20巻
作者
大伴家持