万葉集4303番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集4303番について
歌番号
4303番
原文
和我勢故我|夜度乃也麻夫伎|佐吉弖安良婆|也麻受可欲波牟|伊夜登之能波尓
訓読
我が背子が宿の山吹咲きてあらばやまず通はむいや年の端に
かな読み
わがせこが|やどのやまぶき|さきてあらば|やまずかよはむ|いやとしのはに
カタカナ読み
ワガセコガ|ヤドノヤマブキ|サキテアラバ|ヤマズカヨハム|イヤトシノハニ
ローマ字読み|大文字
WAGASEKOGA|YADONOYAMABUKI|SAKITEARABA|YAMAZUKAYOHAMU|IYATOSHINOHANI
ローマ字読み|小文字
wagasekoga|yadonoyamabuki|sakitearaba|yamazukayohamu|iyatoshinohani
左注|左註
右一首長谷攀花提壷到来|因是大伴宿祢家持作此歌和之
事項|分類・ジャンル
天平勝宝6年3月19日年紀|植物|宴席|賀歌|和歌|置始長谷
校異
壷【西(右書)】壷酒
寛永版本
わがせこが,[寛]わかせこか,
やどのやまぶき,[寛]やとのやまふき,
さきてあらば,[寛]さきてあらは,
やまずかよはむ,[寛]やますかよはむ,
いやとしのはに[寛],
巻数
第20巻
作者
大伴家持