万葉集4301番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集4301番について
歌番号
4301番
原文
伊奈美野乃|安可良我之波々|等伎波安礼騰|伎美乎安我毛布|登伎波佐祢奈之
訓読
印南野の赤ら柏は時はあれど君を我が思ふ時はさねなし
かな読み
いなみのの|あからがしはは|ときはあれど|きみをあがもふ|ときはさねなし
カタカナ読み
イナミノノ|アカラガシハハ|トキハアレド|キミヲアガモフ|トキハサネナシ
ローマ字読み|大文字
INAMINONO|AKARAGASHIHAHA|TOKIHAAREDO|KIMIOAGAMOFU|TOKIHASANENASHI
ローマ字読み|小文字
inaminono|akaragashihaha|tokihaaredo|kimioagamofu|tokihasanenashi
左注|左註
右一首播磨國守安宿王奏|[古今未詳]
事項|分類・ジャンル
天平勝宝6年1月7日年紀|古歌|伝誦|宮廷|肆宴|宴席|孝謙天皇|聖武天皇|光明皇后|地名|兵庫|植物|忠誠
校異
->在【元】
寛永版本
いなみのの[寛],
あからがしはは,[寛]あからかしはは,
ときはあれど,[寛]ときはあれと,
きみをあがもふ,[寛]きみをあかもふ,
ときはさねなし[寛],
巻数
第20巻
作者
安宿王