万葉集4224番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集4224番について
歌番号
4224番
原文
朝霧之|多奈引田為尓|鳴鴈乎|留得哉|吾屋戸能波義
訓読
朝霧のたなびく田居に鳴く雁を留め得むかも我が宿の萩
かな読み
あさぎりの|たなびくたゐに|なくかりを|とどめえむかも|わがやどのはぎ
カタカナ読み
アサギリノ|タナビクタヰニ|ナクカリヲ|トドメエムカモ|ワガヤドノハギ
ローマ字読み|大文字
ASAGIRINO|TANABIKUTAINI|NAKUKARIO|TODOMEMUKAMO|WAGAYADONOHAGI
ローマ字読み|小文字
asagirino|tanabikutaini|nakukario|todomemukamo|wagayadonohagi
左注|左註
右一首歌者幸於芳野宮之時藤原皇后御作|但年月未審詳|十月五日河邊朝臣東人傳誦云尓
事項|分類・ジャンル
天平勝宝2年10月5日年紀|伝承|誦詠|河辺東人|吉野|動物|植物|古歌|高岡|富山
校異
后【西(右書)】后宮
寛永版本
あさぎりの,[寛]あさきりの,
たなびくたゐに,[寛]たなひくたゐに,
なくかりを[寛],
とどめえむかも,[寛]ととめえてむや,
わがやどのはぎ,[寛]わかやとのはき,
巻数
第19巻
作者
光明皇后