万葉集4215番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集4215番について
歌番号
4215番
原文
遠音毛|君之痛念跡|聞都礼婆|哭耳所泣|相念吾者
訓読
遠音にも君が嘆くと聞きつれば哭のみし泣かゆ相思ふ我れは
かな読み
とほとにも|きみがなげくと|ききつれば|ねのみしなかゆ|あひおもふわれは
カタカナ読み
トホトニモ|キミガナゲクト|キキツレバ|ネノミシナカユ|アヒオモフワレハ
ローマ字読み|大文字
TOHOTONIMO|KIMIGANAGEKUTO|KIKITSUREBA|NENOMISHINAKAYU|AHIOMOFUWAREHA
ローマ字読み|小文字
tohotonimo|kimiganagekuto|kikitsureba|nenomishinakayu|ahiomofuwareha
左注|左註
右大伴宿祢家持弔聟南右大臣家藤原二郎之喪慈母患也|五月廿七日
事項|分類・ジャンル
天平勝宝2年5月27日年紀|挽歌|悲別|哀悼|藤原久須麻呂母|贈答|高岡|富山
校異
特に無し
寛永版本
とほとにも,[寛]とほおとにも,
きみがなげくと,[寛]きみかなけくと,
ききつれば,[寛]ききつれは,
ねのみしなかゆ,[寛]ねにのみとかる,
あひおもふわれは[寛],
巻数
第19巻
作者
大伴家持