万葉集4121番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集4121番について
歌番号
4121番
原文
朝参乃|伎美我須我多乎|美受比左尓|比奈尓之須米婆|安礼故非尓家里|[<一>云|波之吉与思|伊毛我須我多乎]
訓読
朝参の君が姿を見ず久に鄙にし住めば我れ恋ひにけり|[一云|はしきよし妹が姿を]
かな読み
てうさむの|きみがすがたを|みずひさに|ひなにしすめば|あれこひにけり|[はしきよし|いもがすがたを]
カタカナ読み
テウサムノ|キミガスガタヲ|ミズヒサニ|ヒナニシスメバ|アレコヒニケリ|[ハシキヨシ|イモガスガタヲ]
ローマ字読み|大文字
TEUSAMUNO|KIMIGASUGATAO|MIZUHISANI|HINANISHISUMEBA|AREKOHINIKERI|[HASHIKIYOSHI|IMOGASUGATAO]
ローマ字読み|小文字
teusamuno|kimigasugatao|mizuhisani|hinanishisumeba|arekohinikeri|[hashikiyoshi|imogasugatao]
左注|左註
同閏五月廿八日大伴宿祢家持作之
事項|分類・ジャンル
天平感宝1年閏5月28日年紀|高岡|富山|恋情|儲作|宴席|帰任
校異
一頭->一【元】【類】
寛永版本
てうさむの,[寛]まゐいりの,
きみがすがたを,[寛]きみかすかたを,
みずひさに,[寛]みすひさに,
ひなにしすめば,[寛]ひなにしすめは,
あれこひにけり[寛],
[はしきよし,
いもがすがたを]
巻数
第18巻
作者
大伴家持