万葉集4112番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集4112番について
歌番号
4112番
原文
橘波|花尓毛實尓母|美都礼騰母|移夜時自久尓|奈保之見我保之
訓読
橘は花にも実にも見つれどもいや時じくになほし見が欲し
かな読み
たちばなは|はなにもみにも|みつれども|いやときじくに|なほしみがほし
カタカナ読み
タチバナハ|ハナニモミニモ|ミツレドモ|イヤトキジクニ|ナホシミガホシ
ローマ字読み|大文字
TACHIBANAHA|HANANIMOMINIMO|MITSUREDOMO|IYATOKIJIKUNI|NAHOSHIMIGAHOSHI
ローマ字読み|小文字
tachibanaha|hananimominimo|mitsuredomo|iyatokijikuni|nahoshimigahoshi
左注|左註
閏五月廿三日大伴宿祢家持作之
事項|分類・ジャンル
天平感宝1年閏5月23日年紀|植物|賀歌|寿歌|橘諸兄|高岡|富山
校異
特に無し
寛永版本
たちばなは,[寛]たちはなは,
はなにもみにも[寛],
みつれども,[寛]みつれとも,
いやときじくに,[寛]いやときしくに,
なほしみがほし,[寛]なほしみかほし,
巻数
第18巻
作者
大伴家持