万葉集4072番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集4072番について
歌番号
4072番
原文
奴<婆>多麻能|欲和多流都奇乎|伊久欲布等|余美都追伊毛波|和礼麻都良牟曽
訓読
ぬばたまの夜渡る月を幾夜経と数みつつ妹は我れ待つらむぞ
かな読み
ぬばたまの|よわたるつきを|いくよふと|よみつついもは|われまつらむぞ
カタカナ読み
ヌバタマノ|ヨワタルツキヲ|イクヨフト|ヨミツツイモハ|ワレマツラムゾ
ローマ字読み|大文字
NUBATAMANO|YOWATARUTSUKIO|IKUYOFUTO|YOMITSUTSUIMOHA|WAREMATSURAMUZO
ローマ字読み|小文字
nubatamano|yowatarutsukio|ikuyofuto|yomitsutsuimoha|warematsuramuzo
左注|左註
右此夕月光遅流和風稍扇|即因属目聊作此歌也
事項|分類・ジャンル
天平21年3月年紀|叙景|高岡|富山|枕詞|望郷
校異
波->婆【元】【類】
寛永版本
ぬばたまの,[寛]ぬはたまの,
よわたるつきを[寛],
いくよふと[寛],
よみつついもは[寛],
われまつらむぞ,[寛]われまつらむそ,
巻数
第18巻
作者
大伴家持