万葉集4065番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集4065番について
歌番号
4065番
原文
安佐妣良伎|伊里江許具奈流|可治能於登乃|都波良都<婆>良尓|吾家之於母保由
訓読
朝開き入江漕ぐなる楫の音のつばらつばらに我家し思ほゆ
かな読み
あさびらき|いりえこぐなる|かぢのおとの|つばらつばらに|わぎへしおもほゆ
カタカナ読み
アサビラキ|イリエコグナル|カヂノオトノ|ツバラツバラニ|ワギヘシオモホユ
ローマ字読み|大文字
ASABIRAKI|IRIEKOGUNARU|KAJINOTONO|TSUBARATSUBARANI|WAGIHESHIOMOHOYU
ローマ字読み|小文字
asabiraki|iriekogunaru|kajinotono|tsubaratsubarani|wagiheshiomohoyu
左注|左註
右一首山上臣作|不審名|或云憶良大夫之男|但其正名未詳也
事項|分類・ジャンル
伝誦|望郷|序詞
校異
波->婆【類】【細】
寛永版本
あさびらき,[寛]あさひらき,
いりえこぐなる,[寛]いりえこくなる,
かぢのおとの,[寛]かちのおとの,
つばらつばらに,[寛]つはらつはらに,
わぎへしおもほゆ,[寛]わかへしおもほゆ,
巻数
第18巻
作者
山上臣(山上憶良・息子)