万葉集4055番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集4055番について
歌番号
4055番
原文
可敝流<未>能|美知由可牟日波|伊都波多野|佐<可>尓蘇泥布礼|和礼乎事於毛<波>婆
訓読
可敝流廻の道行かむ日は五幡の坂に袖振れ我れをし思はば
かな読み
かへるみの|みちゆかむひは|いつはたの|さかにそでふれ|われをしおもはば
カタカナ読み
カヘルミノ|ミチユカムヒハ|イツハタノ|サカニソデフレ|ワレヲシオモハバ
ローマ字読み|大文字
KAHERUMINO|MICHIYUKAMUHIHA|ITSUHATANO|SAKANISODEFURE|WAREOSHIOMOHABA
ローマ字読み|小文字
kaherumino|michiyukamuhiha|itsuhatano|sakanisodefure|wareoshiomohaba
左注|左註
右二首大伴宿祢家持|前<件>歌者廿六日作之
事項|分類・ジャンル
天平20年3月25日年紀|地名|福井|敦賀|羈旅|別離|出発|宴席|久米広縄|田辺福麻呂|高岡|富山
校異
末->未【万葉集古義】|波【元】【類】婆|加->可【元】【類】【古】|婆->波【元】【類】【紀】|伴->件【元】【紀】【細】
寛永版本
かへるみの,[寛]かへるまの,
みちゆかむひは[寛],
いつはたの[寛],
さかにそでふれ,[寛]さかにそてふれ,
われをしおもはば,[寛]われをしおもはは,
巻数
第18巻
作者
大伴家持