万葉集4042番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集4042番について
歌番号
4042番
原文
敷治奈美能|佐伎由久見礼婆|保等登<藝>須|奈久倍<吉>登伎尓|知可豆伎尓家里
訓読
藤波の咲き行く見れば霍公鳥鳴くべき時に近づきにけり
かな読み
ふぢなみの|さきゆくみれば|ほととぎす|なくべきときに|ちかづきにけり
カタカナ読み
フヂナミノ|サキユクミレバ|ホトトギス|ナクベキトキニ|チカヅキニケリ
ローマ字読み|大文字
FUJINAMINO|SAKIYUKUMIREBA|HOTOTOGISU|NAKUBEKITOKINI|CHIKAZUKINIKERI
ローマ字読み|小文字
fujinamino|sakiyukumireba|hototogisu|nakubekitokini|chikazukinikeri
左注|左註
右五首田邊史福麻呂||前件十首歌者廿四日宴作之|
事項|分類・ジャンル
天平20年3月24日年紀|植物|動物|宴席|季節
校異
伎->藝【元】【類】【紀】【細】|伎->吉【元】【類】
寛永版本
ふぢなみの,[寛]ふちなみの,
さきゆくみれば,[寛]さきゆくみれは,
ほととぎす,[寛]ほとときす,
なくべきときに,[寛]なくへきときに,
ちかづきにけり,[寛]ちかつきにけり,
巻数
第18巻
作者
田辺福麻呂