万葉集4033番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集4033番について
歌番号
4033番
原文
奈美多<底>波|奈呉能宇良<未>尓|余流可比乃|末奈伎孤悲尓曽|等之波倍尓家流
訓読
波立てば奈呉の浦廻に寄る貝の間なき恋にぞ年は経にける
かな読み
なみたてば|なごのうらみに|よるかひの|まなきこひにぞ|としはへにける
カタカナ読み
ナミタテバ|ナゴノウラミニ|ヨルカヒノ|マナキコヒニゾ|トシハヘニケル
ローマ字読み|大文字
NAMITATEBA|NAGONORAMINI|YORUKAHINO|MANAKIKOHINIZO|TOSHIHAHENIKERU
ローマ字読み|小文字
namitateba|nagonoramini|yorukahino|manakikohinizo|toshihahenikeru
左注|左註
右四首田邊史福麻呂
事項|分類・ジャンル
天平20年3月23日|宴席|挨拶|序詞|地名|高岡|富山|恋情|大伴家持年紀
校異
弖->底【類】【紀】【温】|末->未【万葉集古義】
寛永版本
なみたてば,[寛]なみたては,
なごのうらみに,[寛]なこのうらまに,
よるかひの[寛],
まなきこひにぞ,[寛]まなきこひにそ,
としはへにける[寛],
巻数
第18巻
作者
田辺福麻呂