万葉集4029番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集4029番について
歌番号
4029番
原文
珠洲能宇美尓|安佐<妣>良伎之弖|許藝久礼婆|奈我<波>麻能宇良尓|都奇氐理尓家里
訓読
珠洲の海に朝開きして漕ぎ来れば長浜の浦に月照りにけり
かな読み
すずのうみに|あさびらきして|こぎくれば|ながはまのうらに|つきてりにけり
カタカナ読み
スズノウミニ|アサビラキシテ|コギクレバ|ナガハマノウラニ|ツキテリニケリ
ローマ字読み|大文字
SUZUNOMINI|ASABIRAKISHITE|KOGIKUREBA|NAGAHAMANORANI|TSUKITERINIKERI
ローマ字読み|小文字
suzunomini|asabirakishite|kogikureba|nagahamanorani|tsukiterinikeri
左注|左註
右件歌詞者|依春出擧巡行諸郡|當時<當>所属目作之|大伴宿祢家持
事項|分類・ジャンル
天平20年春年紀|地名|能登|富山|道行翮|氷見|叙景|羈旅|土地讃美
校異
比->妣【元】【類】|婆->波【元】【類】【紀】【細】|->當【元】
寛永版本
すずのうみに,[寛]すすのうみに,
あさびらきして,[寛]あさひらきして,
こぎくれば,[寛]こきくれは,
ながはまのうらに,[寛]なかはまのうらに,
つきてりにけり[寛],
巻数
第17巻
作者
大伴家持