万葉集4028番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集4028番について
歌番号
4028番
原文
伊母尓安波受|比左思久奈里奴|尓藝之河波|伎欲吉瀬其登尓|美奈宇良波倍弖奈
訓読
妹に逢はず久しくなりぬ饒石川清き瀬ごとに水占延へてな
かな読み
いもにあはず|ひさしくなりぬ|にぎしがは|きよきせごとに|みなうらはへてな
カタカナ読み
イモニアハズ|ヒサシクナリヌ|ニギシガハ|キヨキセゴトニ|ミナウラハヘテナ
ローマ字読み|大文字
IMONIAHAZU|HISASHIKUNARINU|NIGISHIGAHA|KIYOKISEGOTONI|MINAURAHAHETENA
ローマ字読み|小文字
imoniahazu|hisashikunarinu|nigishigaha|kiyokisegotoni|minaurahahetena
左注|左註
右件歌詞者|依春出擧巡行諸郡|當時<當>所属目作之|大伴宿祢家持
事項|分類・ジャンル
天平20年春年紀|地名|能登|富山|占媿|望郷|羈旅|部内巡航
校異
河->川【元】【類】
寛永版本
いもにあはず,[寛]いもにあはす,
ひさしくなりぬ[寛],
にぎしがは,[寛]にきしかは,
きよきせごとに,[寛]きよきせことに,
みなうらはへてな[寛],
巻数
第17巻
作者
大伴家持