万葉集4018番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集4018番について
歌番号
4018番
原文
美奈刀可是|佐牟久布久良之|奈呉乃江尓|都麻欲<妣>可波之|多豆左波尓奈久|[一云|多豆佐和久奈里]
訓読
港風寒く吹くらし奈呉の江に妻呼び交し鶴多に鳴く|[一云|鶴騒くなり]
かな読み
みなとかぜ|さむくふくらし|なごのえに|つまよびかはし|たづさはになく|[たづさわくなり]
カタカナ読み
ミナトカゼ|サムクフクラシ|ナゴノエニ|ツマヨビカハシ|タヅサハニナク|[タヅサワクナリ]
ローマ字読み|大文字
MINATOKAZE|SAMUKUFUKURASHI|NAGONOENI|TSUMAYOBIKAHASHI|TAZUSAHANINAKU|[TAZUSAWAKUNARI]
ローマ字読み|小文字
minatokaze|samukufukurashi|nagonoeni|tsumayobikahashi|tazusahaninaku|[tazusawakunari]
左注|左註
右四首天平廿年春正月廿九日大伴宿祢家持
事項|分類・ジャンル
天平20年1月29日年紀|地名|高岡|富山|叙景|推敲
校異
比->妣【元】【類】
寛永版本
みなとかぜ,[寛]みなとかせ,
さむくふくらし[寛],
なごのえに,[寛]なこのえに,
つまよびかはし,[寛]つまよひかはし,
たづさはになく,[寛]たつさはになく,
[たづさわくなり],[寛]たつさわくなり,
巻数
第17巻
作者
大伴家持