万葉集4013番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集4013番について
歌番号
4013番
原文
二上能|乎弖母許能母尓|安美佐之弖|安我麻都多可乎|伊米尓都氣追母
訓読
二上のをてもこのもに網さして我が待つ鷹を夢に告げつも
かな読み
ふたがみの|をてもこのもに|あみさして|あがまつたかを|いめにつげつも
カタカナ読み
フタガミノ|ヲテモコノモニ|アミサシテ|アガマツタカヲ|イメニツゲツモ
ローマ字読み|大文字
FUTAGAMINO|OTEMOKONOMONI|AMISASHITE|AGAMATSUTAKAO|IMENITSUGETSUMO
ローマ字読み|小文字
futagamino|otemokonomoni|amisashite|agamatsutakao|imenitsugetsumo
左注|左註
右射水郡古江村取獲蒼鷹|形<容>美麗鷙雉秀群也|於時養吏山田史君麻呂調試失節野猟乖候|摶風之翅高翔匿雲|腐鼠之<餌>呼留靡驗|於是<張>設羅網窺乎非常奉幣神祇恃乎不虞也|<粤>以夢裏有娘子喩曰|使君勿作苦念空費<精><神>|放逸彼鷹獲得未幾矣哉|須叟覺<寤>有悦於懐|因作却恨之歌式旌感信|守大伴宿祢家持|[九月廾六日作也]
事項|分類・ジャンル
天平19年9月26日年紀|動物|地名|高岡|富山|託宣|神祭り
校異
特に無し
寛永版本
ふたがみの,[寛]ふたかみの,
をてもこのもに[寛],
あみさして[寛],
あがまつたかを,[寛]あかまつたかを,
いめにつげつも,[寛]いめにつけつも,
巻数
第17巻
作者
大伴家持