万葉集3983番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3983番について
歌番号
3983番
原文
安思比奇能|夜麻毛知可吉乎|保登等藝須|都奇多都麻泥尓|奈仁加吉奈可奴
訓読
あしひきの山も近きを霍公鳥月立つまでに何か来鳴かぬ
かな読み
あしひきの|やまもちかきを|ほととぎす|つきたつまでに|なにかきなかぬ
カタカナ読み
アシヒキノ|ヤマモチカキヲ|ホトトギス|ツキタツマデニ|ナニカキナカヌ
ローマ字読み|大文字
ASHIHIKINO|YAMAMOCHIKAKIO|HOTOTOGISU|TSUKITATSUMADENI|NANIKAKINAKANU
ローマ字読み|小文字
ashihikino|yamamochikakio|hototogisu|tsukitatsumadeni|nanikakinakanu
左注|左註
霍公鳥者立夏之日来鳴必定|又越中風土希有橙橘也|因此大伴宿祢家持感發於懐聊於裁此歌|[三月廿九日]
事項|分類・ジャンル
天平19年3月29日年紀|枕詞|動物|怨恨|高岡|富山
校異
歌【西】謌
寛永版本
あしひきの[寛],
やまもちかきを[寛],
ほととぎす,[寛]ほとときす,
つきたつまでに,[寛]つきたつまてに,
なにかきなかぬ[寛],
巻数
第17巻
作者
大伴家持