万葉集3963番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3963番について
歌番号
3963番
原文
世間波|加受奈枳物能可|春花乃|知里能麻我比尓|思奴倍吉於母倍婆
訓読
世間は数なきものか春花の散りのまがひに死ぬべき思へば
かな読み
よのなかは|かずなきものか|はるはなの|ちりのまがひに|しぬべきおもへば
カタカナ読み
ヨノナカハ|カズナキモノカ|ハルハナノ|チリノマガヒニ|シヌベキオモヘバ
ローマ字読み|大文字
YONONAKAHA|KAZUNAKIMONOKA|HARUHANANO|CHIRINOMAGAHINI|SHINUBEKIOMOHEBA
ローマ字読み|小文字
yononakaha|kazunakimonoka|haruhanano|chirinomagahini|shinubekiomoheba
左注|左註
右天平十九年春二月廿日越中國守之舘臥病悲傷聊作此歌
事項|分類・ジャンル
天平19年2月20日年紀|病気|悲嘆|無常|高岡|富山
校異
特に無し
寛永版本
よのなかは[寛],
かずなきものか,[寛]かすなきものか,
はるはなの[寛],
ちりのまがひに,[寛]ちりのまかひに,
しぬべきおもへば,[寛]しぬへきおもへは,
巻数
第17巻
作者
大伴家持