万葉集3934番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3934番について
歌番号
3934番
原文
奈加奈可尓|之奈婆夜須家牟|伎美我目乎|美受比佐奈良婆|須敝奈可流倍思
訓読
なかなかに死なば安けむ君が目を見ず久ならばすべなかるべし
かな読み
なかなかに|しなばやすけむ|きみがめを|みずひさならば|すべなかるべし
カタカナ読み
ナカナカニ|シナバヤスケム|キミガメヲ|ミズヒサナラバ|スベナカルベシ
ローマ字読み|大文字
NAKANAKANI|SHINABAYASUKEMU|KIMIGAMEO|MIZUHISANARABA|SUBENAKARUBESHI
ローマ字読み|小文字
nakanakani|shinabayasukemu|kimigameo|mizuhisanaraba|subenakarubeshi
左注|左註
右件十二首歌者時々寄便使来贈非在<一>度所送也
事項|分類・ジャンル
贈答|大伴家持|恋情|悲別|女歌
校異
特に無し
寛永版本
なかなかに[寛],
しなばやすけむ,[寛]しなはやすけむ,
きみがめを,[寛]きみかめを,
みずひさならば,[寛]みすひさならは,
すべなかるべし,[寛]すへなかるへし,
巻数
第17巻
作者
平群女郎