万葉集3924番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3924番について
歌番号
3924番
原文
山乃可比|曽許登母見延受|乎登都日毛|昨日毛今日毛|由吉能布礼々<婆>
訓読
山の狭そことも見えず一昨日も昨日も今日も雪の降れれば
かな読み
やまのかひ|そこともみえず|をとつひも|きのふもけふも|ゆきのふれれば
カタカナ読み
ヤマノカヒ|ソコトモミエズ|ヲトツヒモ|キノフモケフモ|ユキノフレレバ
ローマ字読み|大文字
YAMANOKAHI|SOKOTOMOMIEZU|OTOTSUHIMO|KINOFUMOKEFUMO|YUKINOFUREREBA
ローマ字読み|小文字
yamanokahi|sokotomomiezu|ototsuhimo|kinofumokefumo|yukinofurereba
左注|左註
藤原豊成朝臣|巨勢奈弖麻呂朝臣|大伴牛養宿祢|藤原仲麻呂朝臣|三原王|智奴王|船王|邑知王|<小>田王|林王|穂積朝臣老|小田朝臣諸人|小野朝臣綱手|高橋朝臣國足|太朝臣徳太理|高丘連河内|秦忌寸朝元|楢原造東人|右件王卿等|應詔作歌依次奏之|登時不記其歌漏失|但秦忌寸朝元者|左大臣橘卿謔云|靡堪賦歌以麝贖之|因此黙已也
事項|分類・ジャンル
天平18年1月年紀|肆宴|宴席|奈良|宮廷|寿歌|応詔
校異
波->婆【元】【類】【温】
寛永版本
やまのかひ[寛],
そこともみえず,[寛]そこともみえす,
をとつひも[寛],
きのふもけふも[寛],
ゆきのふれれば,[寛]ゆきのふれれは,
巻数
第17巻
作者
紀男梶