万葉集3903番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3903番について
歌番号
3903番
原文
春雨尓|毛延之楊奈疑可|烏梅乃花|登母尓於久礼奴|常乃物能香聞
訓読
春雨に萌えし柳か梅の花ともに後れぬ常の物かも
かな読み
はるさめに|もえしやなぎか|うめのはな|ともにおくれぬ|つねのものかも
カタカナ読み
ハルサメニ|モエシヤナギカ|ウメノハナ|トモニオクレヌ|ツネノモノカモ
ローマ字読み|大文字
HARUSAMENI|MOESHIYANAGIKA|UMENOHANA|TOMONIOKURENU|TSUNENOMONOKAMO
ローマ字読み|小文字
harusameni|moeshiyanagika|umenohana|tomoniokurenu|tsunenomonokamo
左注|左註
右十二年十<二>月九日大伴宿祢<書>持作
事項|分類・ジャンル
天平12年12月9日年紀|追和|梅花宴|植物
校異
特に無し
寛永版本
はるさめに[寛],
もえしやなぎか,[寛]もえしやなきか,
うめのはな[寛],
ともにおくれぬ[寛],
つねのものかも[寛],
巻数
第17巻
作者
大伴書持