万葉集3837番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3837番について
歌番号
3837番
原文
久堅之|雨毛落奴可|蓮荷尓|渟在水乃|玉似<有将>見
訓読
ひさかたの雨も降らぬか蓮葉に溜まれる水の玉に似たる見む
かな読み
ひさかたの|あめもふらぬか|はちすばに|たまれるみづの|たまににたるみむ
カタカナ読み
ヒサカタノ|アメモフラヌカ|ハチスバニ|タマレルミヅノ|タマニニタルミム
ローマ字読み|大文字
HISAKATANO|AMEMOFURANUKA|HACHISUBANI|TAMARERUMIZUNO|TAMANINITARUMIMU
ローマ字読み|小文字
hisakatano|amemofuranuka|hachisubani|tamarerumizuno|tamaninitarumimu
左注|左註
右歌一首傳云|有右兵衛[姓名未詳]|多能歌作之藝也|于時府家備設酒食|饗宴府官人等|於是饌食盛之皆用荷葉|諸人酒酣歌儛駱驛|乃誘兵衛云|<關>其荷葉而作<歌>者|登時應聲作斯歌也
事項|分類・ジャンル
雑歌|枕詞|宴席|誦詠|物名|即興|伝承
校異
将有->有将【代匠記初稿本】|歌【西】哥|歌【西】哥|開->關【温】|此歌->歌【尼】【類】【古】
寛永版本
ひさかたの[寛],
あめもふらぬか[寛],
はちすばに,[寛]はちすはに,
たまれるみづの,[寛]たまれるみつの,
たまににたるみむ,[寛]たまににむみむ,
巻数
第16巻
作者
不詳