万葉集3808番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3808番について
歌番号
3808番
原文
墨江之|小集樂尓出而|寤尓毛|己妻尚乎|鏡登見津藻
訓読
住吉の小集楽に出でてうつつにもおの妻すらを鏡と見つも
かな読み
すみのえの|をづめにいでて|うつつにも|おのづますらを|かがみとみつも
カタカナ読み
スミノエノ|ヲヅメニイデテ|ウツツニモ|オノヅマスラヲ|カガミトミツモ
ローマ字読み|大文字
SUMINOENO|OZUMENIIDETE|UTSUTSUNIMO|ONOZUMASURAO|KAGAMITOMITSUMO
ローマ字読み|小文字
suminoeno|ozumeniidete|utsutsunimo|onozumasurao|kagamitomitsumo
左注|左註
右傳云|昔者鄙人|姓名未詳也|于時郷里男女衆集野遊|是會集之中有鄙人|夫婦|其婦容姿端正秀於衆諸|乃彼鄙人之意弥増愛妻之情|而作斯歌賛嘆美皃也
事項|分類・ジャンル
雑歌|歌物語|物語|伝承|歌垣|野遊び|妻讃美|地名|住吉|大阪
校異
歌【西】謌
寛永版本
すみのえの[寛],
をづめにいでて,[寛]をつめにいてて,
うつつにも[寛],
おのづますらを,[寛]さかつますらを,
かがみとみつも,[寛]かかみとみつも,
巻数
第16巻
作者
不詳