万葉集3806番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3806番について
歌番号
3806番
原文
事之有者|小泊瀬山乃|石城尓母|隠者共尓|莫思吾背
訓読
事しあらば小泊瀬山の石城にも隠らばともにな思ひそ我が背
かな読み
ことしあらば|をばつせやまの|いはきにも|こもらばともに|なおもひそわがせ
カタカナ読み
コトシアラバ|ヲバツセヤマノ|イハキニモ|コモラバトモニ|ナオモヒソワガセ
ローマ字読み|大文字
KOTOSHIARABA|OBATSUSEYAMANO|IHAKINIMO|KOMORABATOMONI|NAOMOHISOWAGASE
ローマ字読み|小文字
kotoshiaraba|obatsuseyamano|ihakinimo|komorabatomoni|naomohisowagase
左注|左註
右傳云|時有女子|不知父母竊接壮士也|壮士悚惕其親呵嘖稍有猶預之意|因此娘子<裁>作斯歌贈<與>其夫也
事項|分類・ジャンル
雑歌|物語|歌物語|密会|結婚|地名|墳墓|人目|女歌|恋情|伝承
校異
預【類】【古】(塙)豫|裁【西(上書訂正)】【尼】【類】【古】|歌【西】哥|歟->與【尼】【類】【古】
寛永版本
ことしあらば,[寛]ことしあらは,
をばつせやまの,[寛]をはつせやまの,
いはきにも[寛],
こもらばともに,[寛]こもらはともに,
なおもひそわがせ,[寛]おもふなわかせ,
巻数
第16巻
作者
娘子