万葉集3805番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3805番について
歌番号
3805番
原文
烏玉之|黒髪所<沾>而|沫雪之|零也来座|幾許戀者
訓読
ぬばたまの黒髪濡れて沫雪の降るにや来ますここだ恋ふれば
かな読み
ぬばたまの|くろかみぬれて|あわゆきの|ふるにやきます|ここだこふれば
カタカナ読み
ヌバタマノ|クロカミヌレテ|アワユキノ|フルニヤキマス|ココダコフレバ
ローマ字読み|大文字
NUBATAMANO|KUROKAMINURETE|AWAYUKINO|FURUNIYAKIMASU|KOKODAKOFUREBA
ローマ字読み|小文字
nubatamano|kurokaminurete|awayukino|furuniyakimasu|kokodakofureba
左注|左註
今案|此歌其夫被使既經累載而當還時雪落之冬也|因斯娘子作此沫雪之句歟
事項|分類・ジャンル
雑歌|枕詞|歌物語|物語|女歌|恋情|悲別
校異
歌【西】謌|沽->沾【矢】【京】
寛永版本
ぬばたまの,[寛]ぬはたまの,
くろかみぬれて[寛],
あわゆきの,[寛]あはゆきの,
ふるにやきます,[寛]ふりてやきます,
ここだこふれば,[寛]ここたこふれは,
巻数
第16巻
作者
娘子