万葉集3727番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3727番について
歌番号
3727番
原文
知里比治能|可受尓母安良奴|和礼由恵尓|於毛比和夫良牟|伊母我可奈思佐
訓読
塵泥の数にもあらぬ我れゆゑに思ひわぶらむ妹がかなしさ
かな読み
ちりひぢの|かずにもあらぬ|われゆゑに|おもひわぶらむ|いもがかなしさ
カタカナ読み
チリヒヂノ|カズニモアラヌ|ワレユヱニ|オモヒワブラム|イモガカナシサ
ローマ字読み|大文字
CHIRIHIJINO|KAZUNIMOARANU|WAREYUENI|OMOHIWABURAMU|IMOGAKANASHISA
ローマ字読み|小文字
chirihijino|kazunimoaranu|wareyueni|omohiwaburamu|imogakanashisa
左注|左註
右四首中臣朝臣宅守上道作歌
事項|分類・ジャンル
天平12年年紀|贈答|悲別|恋情|羈旅|配流|狭野弟上娘子
校異
特に無し
寛永版本
ちりひぢの,[寛]ちりひちの,
かずにもあらぬ,[寛]かすにもあらぬ,
われゆゑに[寛],
おもひわぶらむ,[寛]おもひわふらむ,
いもがかなしさ,[寛]いもかかなしさ,
巻数
第15巻
作者
中臣宅守