万葉集3661番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3661番について
歌番号
3661番
原文
可是能牟多|与世久流奈美尓|伊射里須流|安麻乎等女良我|毛能須素奴礼奴
訓読
風の共寄せ来る波に漁りする海人娘子らが裳の裾濡れぬ
かな読み
かぜのむた|よせくるなみに|いざりする|あまをとめらが|ものすそぬれぬ
カタカナ読み
カゼノムタ|ヨセクルナミニ|イザリスル|アマヲトメラガ|モノスソヌレヌ
ローマ字読み|大文字
KAZENOMUTA|YOSEKURUNAMINI|IZARISURU|AMAOTOMERAGA|MONOSUSONURENU
ローマ字読み|小文字
kazenomuta|yosekurunamini|izarisuru|amaotomeraga|monosusonurenu
左注|左註
一云|安麻乃乎等賣我|毛能須蘇奴礼<濃>
事項|分類・ジャンル
遣新羅使|天平8年年紀|福岡|叙景|羈旅|異伝
校異
奴->濃【類】【紀】【細】
寛永版本
かぜのむた,[寛]かせのむた,
よせくるなみに[寛],
いざりする,[寛]いさりする,
あまをとめらが,[寛]あまをとめらか,
ものすそぬれぬ[寛],
巻数
第15巻
作者
不詳