万葉集3617番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3617番について
歌番号
3617番
原文
伊波婆之流|多伎毛登杼呂尓|鳴蝉乃|許恵乎之伎氣婆|京師之於毛保由
訓読
石走る瀧もとどろに鳴く蝉の声をし聞けば都し思ほゆ
かな読み
いはばしる|たきもとどろに|なくせみの|こゑをしきけば|みやこしおもほゆ
カタカナ読み
イハバシル|タキモトドロニ|ナクセミノ|コヱヲシキケバ|ミヤコシオモホユ
ローマ字読み|大文字
IHABASHIRU|TAKIMOTODORONI|NAKUSEMINO|KOEOSHIKIKEBA|MIYAKOSHIOMOHOYU
ローマ字読み|小文字
ihabashiru|takimotodoroni|nakusemino|koeoshikikeba|miyakoshiomohoyu
左注|左註
右一首大石蓑麻呂
事項|分類・ジャンル
遣新羅使|天平8年年紀|羈旅|望郷|広島|倉橋島
校異
特に無し
寛永版本
いはばしる,[寛]いははしる,
たきもとどろに,[寛]たきもととろに,
なくせみの[寛],
こゑをしきけば,[寛]こゑをしきけは,
みやこしおもほゆ[寛],
巻数
第15巻
作者
大石蓑麻呂