万葉集3612番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3612番について
歌番号
3612番
原文
安乎尓与之|奈良能美也故尓|由久比等毛我母|久左麻久良|多妣由久布祢能|登麻利都ん武仁|[旋頭歌也]
訓読
あをによし奈良の都に行く人もがも草枕旅行く船の泊り告げむに|[旋頭歌也]
かな読み
あをによし|ならのみやこに|ゆくひともがも|くさまくら|たびゆくふねの|とまりつげむに
カタカナ読み
アヲニヨシ|ナラノミヤコニ|ユクヒトモガモ|クサマクラ|タビユクフネノ|トマリツゲムニ
ローマ字読み|大文字
AONIYOSHI|NARANOMIYAKONI|YUKUHITOMOGAMO|KUSAMAKURA|TABIYUKUFUNENO|TOMARITSUGEMUNI
ローマ字読み|小文字
aoniyoshi|naranomiyakoni|yukuhitomogamo|kusamakura|tabiyukufuneno|tomaritsugemuni
左注|左註
右一首大判官
事項|分類・ジャンル
遣新羅使|天平8年年紀|広島|三原|枕詞|旋頭歌|羈旅|望郷
校異
特に無し
寛永版本
あをによし[寛],
ならのみやこに[寛],
ゆくひともがも,[寛]ゆくひともかも,
くさまくら[寛],
たびゆくふねの,[寛]たひゆくふねの,
とまりつげむに,[寛]とまりつけむに,
巻数
第15巻
作者
壬生宇太麻呂