万葉集3610番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3610番について
歌番号
3610番
原文
安胡乃宇良尓|布奈能里須良牟|乎等女良我|安可毛能須素尓|之保美都良武賀
訓読
安胡の浦に舟乗りすらむ娘子らが赤裳の裾に潮満つらむか
かな読み
あごのうらに|ふなのりすらむ|をとめらが|あかものすそに|しほみつらむか
カタカナ読み
アゴノウラニ|フナノリスラム|ヲトメラガ|アカモノスソニ|シホミツラムカ
ローマ字読み|大文字
AGONORANI|FUNANORISURAMU|OTOMERAGA|AKAMONOSUSONI|SHIHOMITSURAMUKA
ローマ字読み|小文字
agonorani|funanorisuramu|otomeraga|akamonosusoni|shihomitsuramuka
左注|左註
柿本朝臣人麻呂歌曰|安美能宇良|又曰|多<麻>母能須蘇尓
事項|分類・ジャンル
遣新羅使|天平8年年紀|古歌|誦詠|地名|異伝|柿本人麻呂|羈旅|転用
校異
麻能->麻【西(訂正)】【類】【紀】【細】
寛永版本
あごのうらに,[寛]あこのうらに,
ふなのりすらむ[寛],
をとめらが,[寛]をとめらか,
あかものすそに[寛],
しほみつらむか[寛],
巻数
第15巻
作者
不詳