万葉集3589番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3589番について
歌番号
3589番
原文
由布佐礼婆|比具良之伎奈久|伊故麻山|古延弖曽安我久流|伊毛我目乎保里
訓読
夕さればひぐらし来鳴く生駒山越えてぞ我が来る妹が目を欲り
かな読み
ゆふされば|ひぐらしきなく|いこまやま|こえてぞあがくる|いもがめをほり
カタカナ読み
ユフサレバ|ヒグラシキナク|イコマヤマ|コエテゾアガクル|イモガメヲホリ
ローマ字読み|大文字
YUFUSAREBA|HIGURASHIKINAKU|IKOMAYAMA|KOETEZOAGAKURU|IMOGAMEOHORI
ローマ字読み|小文字
yufusareba|higurashikinaku|ikomayama|koetezoagakuru|imogameohori
左注|左註
右一首秦間満
事項|分類・ジャンル
遣新羅使|天平8年年紀|地名|奈良|難波|大阪|出発|羈旅|恋情
校異
特に無し
寛永版本
ゆふされば,[寛]ゆふされは,
ひぐらしきなく,[寛]ひくらしきなく,
いこまやま[寛],
こえてぞあがくる,[寛]こえてそあかくる,
いもがめをほり,[寛]いもかめをほり,
巻数
第15巻
作者
秦間満