万葉集3358番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3358番について
歌番号
3358番
原文
佐奴良久波|多麻乃緒婆可里|<古>布良久波|布自能多可祢乃|奈流佐波能其登
訓読
さ寝らくは玉の緒ばかり恋ふらくは富士の高嶺の鳴沢のごと
かな読み
さぬらくは|たまのをばかり|こふらくは|ふじのたかねの|なるさはのごと
カタカナ読み
サヌラクハ|タマノヲバカリ|コフラクハ|フジノタカネノ|ナルサハノゴト
ローマ字読み|大文字
SANURAKUHA|TAMANOBAKARI|KOFURAKUHA|FUJINOTAKANENO|NARUSAHANOGOTO
ローマ字読み|小文字
sanurakuha|tamanobakari|kofurakuha|fujinotakaneno|narusahanogoto
左注|左註
或本歌曰|麻可奈思美|奴良久波思家良久|佐奈良久波|伊豆能多可祢能|奈流佐波奈須与|一本歌曰|阿敝良久波|多麻能乎思家也|古布良久波|布自乃多可祢尓|布流由伎奈須毛|右五首駿河國歌
事項|分類・ジャンル
東歌|相聞|静岡県|富士山|地名|恋情|歌謡|民謡|歌垣
校異
右->古【西(訂正右書)】【類】【紀】【温】|久波【細】(塙)久
寛永版本
さぬらくは[寛],
たまのをばかり,[寛]たまのをはかり,
こふらくは[寛],
ふじのたかねの,[寛]ふしのたかねの,
なるさはのごと,[寛]なるさはのこと,
巻数
第14巻
作者
不詳