万葉集3357番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3357番について
歌番号
3357番
原文
可須美為流|布時能夜麻備尓|和我伎奈婆|伊豆知武吉弖加|伊毛我奈氣可牟
訓読
霞居る富士の山びに我が来なばいづち向きてか妹が嘆かむ
かな読み
かすみゐる|ふじのやまびに|わがきなば|いづちむきてか|いもがなげかむ
カタカナ読み
カスミヰル|フジノヤマビニ|ワガキナバ|イヅチムキテカ|イモガナゲカム
ローマ字読み|大文字
KASUMIIRU|FUJINOYAMABINI|WAGAKINABA|IZUCHIMUKITEKA|IMOGANAGEKAMU
ローマ字読み|小文字
kasumiiru|fujinoyamabini|wagakinaba|izuchimukiteka|imoganagekamu
左注|左註
右五首駿河國歌
事項|分類・ジャンル
東歌|相聞|静岡県|富士山|地名|恋情|別離|後朝
校異
特に無し
寛永版本
かすみゐる[寛],
ふじのやまびに,[寛]ふしのやまへに,
わがきなば,[寛]わかきなは,
いづちむきてか,[寛]いつちむきてか,
いもがなげかむ,[寛]いもかなけかむ,
巻数
第14巻
作者
不詳