万葉集3352番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3352番について
歌番号
3352番
原文
信濃奈流|須我能安良能尓|保登等藝須|奈久許恵伎氣<婆>|登伎須疑尓家里
訓読
信濃なる須我の荒野に霍公鳥鳴く声聞けば時過ぎにけり
かな読み
しなぬなる|すがのあらのに|ほととぎす|なくこゑきけば|ときすぎにけり
カタカナ読み
シナヌナル|スガノアラノニ|ホトトギス|ナクコヱキケバ|トキスギニケリ
ローマ字読み|大文字
SHINANUNARU|SUGANOARANONI|HOTOTOGISU|NAKUKOEKIKEBA|TOKISUGINIKERI
ローマ字読み|小文字
shinanunaru|suganoaranoni|hototogisu|nakukoekikeba|tokisuginikeri
左注|左註
右一首信濃國歌
事項|分類・ジャンル
東歌|長野県|地名|真田町|菅平|動物|別離|農事|女歌
校異
波->婆【紀】【細】
寛永版本
しなぬなる,[寛]しなのなる,
すがのあらのに,[寛]すかのあらのに,
ほととぎす,[寛]ほとときす,
なくこゑきけば,[寛]なくこゑきけは,
ときすぎにけり,[寛]ときすきにけり,
巻数
第14巻
作者
不詳