万葉集3345番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3345番について
歌番号
3345番
原文
葦邊徃|鴈之翅乎|見別|<公>之佩具之|投箭之所思
訓読
葦辺行く雁の翼を見るごとに君が帯ばしし投矢し思ほゆ
かな読み
あしへゆく|かりのつばさを|みるごとに|きみがおばしし|なげやしおもほゆ
カタカナ読み
アシヘユク|カリノツバサヲ|ミルゴトニ|キミガオバシシ|ナゲヤシオモホユ
ローマ字読み|大文字
ASHIHEYUKU|KARINOTSUBASAO|MIRUGOTONI|KIMIGAOBASHISHI|NAGEYASHIOMOHOYU
ローマ字読み|小文字
ashiheyuku|karinotsubasao|mirugotoni|kimigaobashishi|nageyashiomohoyu
左注|左註
右二首|但或云|此短歌者<防>人之妻所作也|然則應知長歌亦此同作焉
事項|分類・ジャンル
挽歌|動物|女歌|悲別|防人妻
校異
君->公【元】【天】【類】|防【西(上書訂正)】【元】【天】【紀】
寛永版本
あしへゆく[寛],
かりのつばさを,[寛]かりのつはさを,
みるごとに,[寛]みわかれて,
きみがおばしし,[寛]きみかおひこし,
なげやしおもほゆ,[寛]なくやしそおもふ,
巻数
第13巻
作者
不詳