万葉集3300番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3300番について
歌番号
3300番
原文
忍照|難波乃埼尓|引登|赤曽朋舟|曽朋舟尓|綱取繋|引豆良比|有雙雖為|日豆良賓|有雙雖為|有雙不得叙|所言西我身
訓読
おしてる|難波の崎に|引き泝る|赤のそほ舟|そほ舟に|網取り懸け|引こづらひ|ありなみすれど|言ひづらひ|ありなみすれど|ありなみえずぞ|言はえにし我が身
かな読み
おしてる|なにはのさきに|ひきのぼる|あけのそほぶね|そほぶねに|あみとりかけ|ひこづらひ|ありなみすれど|いひづらひ|ありなみすれど|ありなみえずぞ|いはえにしあがみ
カタカナ読み
オシテル|ナニハノサキニ|ヒキノボル|アケノソホブネ|ソホブネニ|アミトリカケ|ヒコヅラヒ|アリナミスレド|イヒヅラヒ|アリナミスレド|アリナミエズゾ|イハエニシアガミ
ローマ字読み|大文字
OSHITERU|NANIHANOSAKINI|HIKINOBORU|AKENOSOHOBUNE|SOHOBUNENI|AMITORIKAKE|HIKOZURAHI|ARINAMISUREDO|IHIZURAHI|ARINAMISUREDO|ARINAMIEZUZO|IHAENISHIAGAMI
ローマ字読み|小文字
oshiteru|nanihanosakini|hikinoboru|akenosohobune|sohobuneni|amitorikake|hikozurahi|arinamisuredo|ihizurahi|arinamisuredo|arinamiezuzo|ihaenishiagami
左注|左註
右一首
事項|分類・ジャンル
相聞|枕詞|地名|大阪|尫柜蹋|女歌|民謡
校異
特に無し
寛永版本
おしてる,[寛]おしてるや,
なにはのさきに[寛],
ひきのぼる,[寛]ひきのほる,
あけのそほぶね,[寛]あけのそほふね,
そほぶねに,[寛]そほふねに,
あみとりかけ,[寛]つなとりかけ,
ひこづらひ,[寛]ひきつらひ,
ありなみすれど,[寛]ありなみすれと,
いひづらひ,[寛]いひつらひ,
ありなみすれど,[寛]ありなみすれと,
ありなみえずぞ,[寛]ありなみえすそ,
いはえにしあがみ,[寛]いはれにしわかみ,
巻数
第13巻
作者
不詳