万葉集3297番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3297番について
歌番号
3297番
原文
玉田次|不懸時無|吾念|妹西不會波|赤根刺|日者之弥良尓|烏玉之|夜者酢辛二|眠不睡尓|妹戀丹|生流為便無
訓読
玉たすき|懸けぬ時なく|我が思ふ|妹にし逢はねば|あかねさす|昼はしみらに|ぬばたまの|夜はすがらに|寐も寝ずに|妹に恋ふるに|生けるすべなし
かな読み
たまたすき|かけぬときなく|あがおもふ|いもにしあはねば|あかねさす|ひるはしみらに|ぬばたまの|よるはすがらに|いもねずに|いもにこふるに|いけるすべなし
カタカナ読み
タマタスキ|カケヌトキナク|アガオモフ|イモニシアハネバ|アカネサス|ヒルハシミラニ|ヌバタマノ|ヨルハスガラニ|イモネズニ|イモニコフルニ|イケルスベナシ
ローマ字読み|大文字
TAMATASUKI|KAKENUTOKINAKU|AGAOMOFU|IMONISHIAHANEBA|AKANESASU|HIRUHASHIMIRANI|NUBATAMANO|YORUHASUGARANI|IMONEZUNI|IMONIKOFURUNI|IKERUSUBENASHI
ローマ字読み|小文字
tamatasuki|kakenutokinaku|agaomofu|imonishiahaneba|akanesasu|hiruhashimirani|nubatamano|yoruhasugarani|imonezuni|imonikofuruni|ikerusubenashi
左注|左註
右二首
事項|分類・ジャンル
相聞|枕詞|恋情
校異
特に無し
寛永版本
たまたすき[寛],
かけぬときなく[寛],
あがおもふ,[寛]わかおもふ,
いもにしあはねば,[寛]いもにしあはねは,
あかねさす[寛],
ひるはしみらに[寛],
ぬばたまの,[寛]ぬはたまの,
よるはすがらに,[寛]よるはすからに,
いもねずに,[寛]いもねすに,
いもにこふるに,[寛]いもをこふるに,
いけるすべなし,[寛]いけるすへなみ,
巻数
第13巻
作者
不詳