万葉集3273番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3273番について
歌番号
3273番
原文
二無|戀乎思為者|常帶乎|三重可結|我身者成
訓読
二つなき恋をしすれば常の帯を三重結ぶべく我が身はなりぬ
かな読み
ふたつなき|こひをしすれば|つねのおびを|みへむすぶべく|あがみはなりぬ
カタカナ読み
フタツナキ|コヒヲシスレバ|ツネノオビヲ|ミヘムスブベク|アガミハナリヌ
ローマ字読み|大文字
FUTATSUNAKI|KOHIOSHISUREBA|TSUNENOBIO|MIHEMUSUBUBEKU|AGAMIHANARINU
ローマ字読み|小文字
futatsunaki|kohioshisureba|tsunenobio|mihemusububeku|agamihanarinu
左注|左註
右二首
事項|分類・ジャンル
相聞|恋情|失恋|遊仙窟
校異
特に無し
寛永版本
ふたつなき,[寛]ふたなみに,
こひをしすれば,[寛]こひをしすれは,
つねのおびを,[寛]つねのおひを,
みへむすぶべく,[寛]みへにゆふへく,
あがみはなりぬ,[寛]わかみはなりぬ,
巻数
第13巻
作者
不詳