万葉集3268番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3268番について
歌番号
3268番
原文
三諸之|神奈備山従|登能陰|雨者落来奴|雨霧相|風左倍吹奴|大口乃|真神之原従|思管|還尓之人|家尓到伎也
訓読
みもろの|神奈備山ゆ|との曇り|雨は降り来ぬ|天霧らひ|風さへ吹きぬ|大口の|真神の原ゆ|思ひつつ|帰りにし人|家に至りきや
かな読み
みもろの|かむなびやまゆ|とのぐもり|あめはふりきぬ|あまぎらひ|かぜさへふきぬ|おほくちの|まかみのはらゆ|おもひつつ|かへりにしひと|いへにいたりきや
カタカナ読み
ミモロノ|カムナビヤマユ|トノグモリ|アメハフリキヌ|アマギラヒ|カゼサヘフキヌ|オホクチノ|マカミノハラユ|オモヒツツ|カヘリニシヒト|イヘニイタリキヤ
ローマ字読み|大文字
MIMORONO|KAMUNABIYAMAYU|TONOGUMORI|AMEHAFURIKINU|AMAGIRAHI|KAZESAHEFUKINU|OHOKUCHINO|MAKAMINOHARAYU|OMOHITSUTSU|KAHERINISHIHITO|IHENIITARIKIYA
ローマ字読み|小文字
mimorono|kamunabiyamayu|tonogumori|amehafurikinu|amagirahi|kazesahefukinu|ohokuchino|makaminoharayu|omohitsutsu|kaherinishihito|iheniitarikiya
左注|左註
右二首
事項|分類・ジャンル
相聞|地名|三輪|明日香|奈良|女歌
校異
特に無し
寛永版本
みもろの,[寛]みむろの,
かむなびやまゆ,[寛]かみなひやまに,
とのぐもり,[寛]とのくもり,
あめはふりきぬ[寛],
あまぎらひ,[寛]あまきりあひ,
かぜさへふきぬ,[寛]かせさへふきぬ,
おほくちの[寛],
まかみのはらゆ,[寛]まかみのはらに,
おもひつつ[寛],
かへりにしひと[寛],
いへにいたりきや[寛],
巻数
第13巻
作者
不詳