万葉集3261番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3261番について
歌番号
3261番
原文
思遣|為便乃田付毛|今者無|於君不相而|<年>之歴去者
訓読
思ひ遣るすべのたづきも今はなし君に逢はずて年の経ぬれば
かな読み
おもひやる|すべのたづきも|いまはなし|きみにあはずて|としのへぬれば
カタカナ読み
オモヒヤル|スベノタヅキモ|イマハナシ|キミニアハズテ|トシノヘヌレバ
ローマ字読み|大文字
OMOHIYARU|SUBENOTAZUKIMO|IMAHANASHI|KIMINIAHAZUTE|TOSHINOHENUREBA
ローマ字読み|小文字
omohiyaru|subenotazukimo|imahanashi|kiminiahazute|toshinohenureba
左注|左註
今案|此反歌謂之於君不相者於理不合也|宣言於妹不相也|右三首
事項|分類・ジャンル
相聞|恋情|女歌
校異
羊->年【西(訂正)】【元】【天】【紀】
寛永版本
おもひやる[寛],
すべのたづきも,[寛]すへのたつきも,
いまはなし[寛],
きみにあはずて,[寛]きみにあはすて,
としのへぬれば,[寛]としのへぬれは,
巻数
第13巻
作者
不詳