万葉集3260番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3260番について
歌番号
3260番
原文
小<治>田之|年魚道之水乎|問無曽|人者挹云|時自久曽|人者飲云|挹人之|無間之如|飲人之|不時之如|吾妹子尓|吾戀良久波|已時毛無
訓読
小治田の|年魚道の水を|間なくぞ|人は汲むといふ|時じくぞ|人は飲むといふ|汲む人の|間なきがごと|飲む人の|時じきがごと|我妹子に|我が恋ふらくは|やむ時もなし
かな読み
をはりだの|あゆぢのみづを|まなくぞ|ひとはくむといふ|ときじくぞ|ひとはのむといふ|くむひとの|まなきがごと|のむひとの|ときじきがごと|わぎもこに|あがこふらくは|やむときもなし
カタカナ読み
ヲハリダノ|アユヂノミヅヲ|マナクゾ|ヒトハクムトイフ|トキジクゾ|ヒトハノムトイフ|クムヒトノ|マナキガゴト|ノムヒトノ|トキジキガゴト|ワギモコニ|アガコフラクハ|ヤムトキモナシ
ローマ字読み|大文字
OHARIDANO|AYUJINOMIZUO|MANAKUZO|HITOHAKUMUTOIFU|TOKIJIKUZO|HITOHANOMUTOIFU|KUMUHITONO|MANAKIGAGOTO|NOMUHITONO|TOKIJIKIGAGOTO|WAGIMOKONI|AGAKOFURAKUHA|YAMUTOKIMONASHI
ローマ字読み|小文字
oharidano|ayujinomizuo|manakuzo|hitohakumutoifu|tokijikuzo|hitohanomutoifu|kumuhitono|manakigagoto|nomuhitono|tokijikigagoto|wagimokoni|agakofurakuha|yamutokimonashi
左注|左註
右三首
事項|分類・ジャンル
相聞|異伝|民謡|地名|明日香|恋情
校異
沼->治【元】【天】【類】
寛永版本
をはりだの,[寛]おぬまたの,
あゆぢのみづを,[寛]あゆちのみつを,
まなくぞ,[寛]ひまなくそ,
ひとはくむといふ,[寛]ひとはくむてふ,
ときじくぞ,[寛]ときしくそ,
ひとはのむといふ,[寛]ひとはのむてふ,
くむひとの[寛],
まなきがごと,[寛]ひまなきかこと,
のむひとの[寛],
ときじきがごと,[寛]ときなきかこと,
わぎもこに,[寛]わきもこに,
あがこふらくは,[寛]わかこふらくは,
やむときもなし[寛],
巻数
第13巻
作者
不詳