万葉集3175番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3175番について
歌番号
3175番
原文
若乃浦尓|袖左倍<沾>而|忘貝|拾杼妹者|不所忘尓
訓読
和歌の浦に袖さへ濡れて忘れ貝拾へど妹は忘らえなくに
かな読み
わかのうらに|そでさへぬれて|わすれがひ|ひりへどいもは|わすらえなくに
カタカナ読み
ワカノウラニ|ソデサヘヌレテ|ワスレガヒ|ヒリヘドイモハ|ワスラエナクニ
ローマ字読み|大文字
WAKANORANI|SODESAHENURETE|WASUREGAHI|HIRIHEDOIMOHA|WASURAENAKUNI
ローマ字読み|小文字
wakanorani|sodesahenurete|wasuregahi|hirihedoimoha|wasuraenakuni
左注|左註
[或本歌末句云|忘可祢都母]
事項|分類・ジャンル
地名|和歌山|異伝|恋情|望郷
校異
若乃【元】【類】(塙)(楓)若|沽->沾【京】
寛永版本
わかのうらに[寛],
そでさへぬれて,[寛]そてさへぬれて,
わすれがひ,[寛]わすれかひ,
ひりへどいもは,[寛]ひろへといもは,
わすらえなくに,[寛]わすられなくに,
巻数
第12巻
作者
不詳