万葉集3098番の原文、読み、作者、左注、事項をまとめます。
万葉集3098番について
歌番号
3098番
原文
於能礼故|所詈而居者|ゑ馬之|面高夫駄尓|乗而應来哉
訓読
おのれゆゑ罵らえて居れば青馬の面高夫駄に乗りて来べしや
かな読み
おのれゆゑ|のらえてをれば|あをうまの|おもたかぶだに|のりてくべしや
カタカナ読み
オノレユヱ|ノラエテヲレバ|アヲウマノ|オモタカブダニ|ノリテクベシヤ
ローマ字読み|大文字
ONOREYUE|NORAETEOREBA|AOMANO|OMOTAKABUDANI|NORITEKUBESHIYA
ローマ字読み|小文字
onoreyue|noraeteoreba|aomano|omotakabudani|noritekubeshiya
左注|左註
右一首|平群文屋朝臣益人傳云|昔<多>紀皇女竊嫁高安王被嘖之時|御作<此>歌|但高安王左降任<之>伊与國守也
事項|分類・ジャンル
動物|怨恨|伝承|歌語り|紀皇女|高安王|平群文屋益人
校異
聞->多【吉永登説】|->此【元】【類】【紀】|->之【西(右書)】【元】【紀】【温】
寛永版本
おのれゆゑ,[寛]おのれゆへ,
のらえてをれば,[寛]のられてをれは,
あをうまの,[寛]あしけうまの,
おもたかぶだに,[寛]おもたかふたに,
のりてくべしや,[寛]のりてくへしや,
巻数
第12巻
作者
不詳